ブランドストーリー
■Our Brand
漆器は縄文時代の遺跡から漆を塗った道具が出土した記録があり、現在にも石川県の輪島塗を始め日本各地で受け継がれてきた『日本を代表する伝統工芸』です。
日常的に使う椀や皿等の食器が有名ですが、家具のような日用品だけではなく仏具や建造物にも漆が使われてきた歴史があります。
漆芸は古くから日本の人々の生活に密に関わり続け支えてきた誇るべき伝統です。
しかし、現代では様々な製品が溢れており、身の回りに漆芸品を選ばなくても生活が成り立ちます。受け継がれてきた漆芸品に目を向けられないことを寂しいと思う反面、多くの人に見てもらうには今までとは違う新しいアプローチをしなければいけないと考えています。
楚楚(sosso)は蒔絵師 箱瀬淳一の精神を受け継いだ若きクリエイターたちが漆の特性を活かして『伝統的でありながらも新しく好奇心を刺激するプロダクト(製品)を生み出すこと』で現代の慌ただしい生活の中に【漆の良さ】を伝えていくことを目指しています。
■Our Story
ー『新鮮さと好奇心を揺さぶる、新しくもどこか懐かしさを感じる「作品」を伝えたい』ー
そんな想いから楚楚(sosso)の物語は始まりました。
蒔絵師 箱瀬淳一は煌びやかな蒔絵を施した漆器が全盛の時代に敢えてシンプルな無地の漆器を作り、主流が変わり周囲が無地の漆器を作り始めた頃には艶やかな蒔絵で自分を表現してきました。
当ブランドはより多くの人に、そのような箱瀬淳一の挑戦的なクリエイション(創造精神)を伝えるべく、伝統的なクラフトマンシップに基づき、現代のライフスタイルに寄り添ったプロダクト(製品)を提案していきます。